岡山県、布賀鉱山のスパー石 一面磨きです。
キャビネットサイズ
美しい青紫と白と黒の模様のスパー石の一面磨きです。
白と紫がスパー石で、黒い模様はゲーレン石という鉱物です。
透明感はあまりなく、光をあまり透過しません。
スパー石は、高温スカルン鉱床という通常のスカルン鉱床よりも高温で石灰岩と火成岩が反応してできた珍しい鉱床で産する珪酸塩鉱物です。
通常は白っぽい鉱物なのですが、日本の限られたエリア、
岡山県の布賀と広島県の久代でのみ、青や紫の鮮やかなものが採れるのです。
布賀鉱山は何かと面白い独特な鉱物が採れることで有名な岡山県備中町の鉱山です。
2022年頃から無断で侵入する人が増え、
立ち入り禁止看板が引っこ抜かれて投げ捨てられる、などの迷惑行為が相次ぎ、
研究目的での入山すら出来なくなってしまいました。
産地: 岡山県、高簗市、備中町、布賀鉱山
サイズ:70×52×27 mm