大分県、尾平鉱山のアクシナイト(斧石)です。
キャビネットサイズ
深い色味の艶のある斧石のクラスターです。
赤みも感じれば緑も茶も感じる不思議な色ですが、
黒とも言い切れないこの不思議な色は、
斧石の持つ多色性からくるのでしょうか。
かなりツヤツヤで綺麗な結晶ですが、
光をなかなか透過しません。
九州の大分県の南西、宮崎県との県境にある尾平鉱山は
1600年代より採掘が始まったとされる、錫を主に採っていた鉱山です。
近代化が始まった大正時代から戦後までに最盛期を迎えました。
産地: 大分県、豊後大野市、緒方町、尾平鉱山
サイズ:54×35×25 mm