ペルー、Raura minning distorictのセリグマン鉱、マンガンカルサイトon水晶、ガレナです。
ラージキャビネットサイズ
ガレナの母岩に乗ったミルキークォーツのクラスターです。
一言で言えばそんな感じなのですが、
表面に細かく乗ったマンガンカルサイトのピーチピンクの結晶が非常に可愛らしい!
もちろん紫外線長波下で濃い蛍光ピンクへと変わります。
ミルキークォーツの根本が少し緑がかっているので、
淡いピンクと淡い緑で対比がとても植物的でいい感じ。
そして最後にこの産地の1番特徴的な鉱物、
セリグマン鉱が付いているのです。
セリグマン鉱は車骨鉱グループの鉛と銅の硫化砒素鉱物です。
非常に希少で微細な鉱物です。
産地のラウラ鉱区では十字に結晶したセリグマン鉱が採れます。
ルーペで拡大して観察してみてください。
ペルーは南米大陸の西沿岸部の国で、南北に長い形をしています。
その中間部の沿岸部にペルーの首都リマがあります。
リマから北に200キロほど上がったあたりにラウラ鉱区はあります。
24平方キロメートルの鉱化地域に広がるいくつかの鉱脈です。
ここのロドクロサイトやスティブナイトは、ルーマニアのものとよく似ています。
産地: Raura mining district, Cajatambo Province, Lima, Peru
サイズ:90×68×68 mm