カナダ、ユーコンのラズライト(天藍石)on ホワイタイトです。
ラズライト(Lazulite 天藍石)は、カタカナで書くと同じ言葉に見える別の鉱物ラズライト(Lazurite 青金石)と混同されないように和名を一緒に書きます。
お米粒の半分くらいのサイズのラズライトの結晶が、
ホワイタイトの上に乗っています。
光を透過させずに自然光で見ると黒っぽい青にしか見えませんが、
光を透過させると緑や濃紺にキラキラ光ります。
1959年の夏、トライアド石油会社で働いていた地質学者のブルース・キャメロンは、
カナダ、ユーコン準州北東部のブロー川地域で石油探査プログラムを実施しているときに、
水で磨耗した青い鉱物チップをいくつか集めました。
研究者たちは、美しい紺碧の鉱物を、非常にまれなマグネシウムアルミニウム含水リン酸塩であるラズライトと特定しました。
この15年後、アル・クランは鉄を探しているときにラピッドクリーク沿いのラズライトの産地に遭遇しました。
1992年、ラピッドクリーク沿いに7ヶ所のラズライトのポイントが特定されました。
ホワイタイトが産出するのは7番目のロケーションです。
産地: Locality 7, Kulan Camp (Area A; Area 1), Rapid Creek, Dawson mining district, Yukon, Canada
サイズ:18×14×14 mm