ロシア、アルタイ共和国のアイオワ石 ⑤
¥11,000 税込
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ロシア、アルタイ共和国のアイオワ石です。
キャビネットサイズ
クロムを含んだアイオワ石のラフです。
彩度が高いのに深い紫のグラデーション。
鈍くてワックスのような光沢。
白くささくれたような表面。
でもどことなく透明感がある、不思議なかたまり。
アイオワ石は滑石(タルク)や水滑石(ブルサイト)の仲間です。
滑石はソープストーンとも呼ばれ、研磨した面の触り心地が石鹸に似ていて柔らかい石で、
おみやげものの置物や容れ物などに使われるので、触った質感はそういったものに近いと思います。
アメリカのアイオワ州で最初に見つかったことから名付けられた石で、
クロムを含まない結晶は暗い青緑で黄色っぽい輪郭をしています。
クロムが入った紫のアイオワ石はロシアのアルタイ共和国からしか今の所採れません。
ロシア連邦に属するアルタイ共和国は、中央アジアに位置していて、
ロシアの南端の国なのでカザフスタンやモンゴル、
中国の新疆ウイグル自治区などに接しています。
アルタイ共和国の南部にあるテレクタ山脈のカズナフティンスキー超塩基性岩 山塊が産地なのですが、
超塩基性岩とはケイ素が非常に少なく、鉄やマグネシウムなどの鉱物が豊富な地質のことです。
この特殊な環境で見つかった、面白い鉱物です。
産地: Kaznakhtinskii ultrabasic massif, Kyzyl-Uyuk locality, Terekta Ridge, Ust-Koksinsky District, Altai Republic, Russia
サイズ: 49×41×22 mm
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