










ドイツ、ババリア地方、Hermine鉱山のフローライト ①
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ドイツ、ババリア地方、Hermine鉱山のフローライトです。
ラージキャビネットサイズ
迷路のように入り組んだ表面の形が面白い、フローライトの結晶です。
自然光で見ると白っぽいような、色が薄く感じるのに、
背後から光を透過させると緑が鮮やかになり、エレクトリックな色味がとても綺麗です。
細かく並んだ結晶のエッジには紫のごく細いゾーニングが切れぎれに彩り、
部分的に赤く見えるゾーニングもあります。
こちらは1980年代採掘のものです。
ドイツの南東部ババリア地方(バイエルン)、
南部バイエルンにはミュンヘンなどの大都市もある地方ですが、
バイエルンの中央部ニュルンベルクから東に行くとナブルクという町があります。
ナブルクの南側に有名なヴェルゼンドルフ鉱山があり、この鉱山の東から西にたくさんの鉱山があります。
第二次世界大戦以前、これらの鉱脈は様々な小規模鉱山によって様々な時期に採掘されていましたが、特定の鉱脈に集中採掘されたことはなく、いずれの採掘でも深部鉱脈は採掘されていませんでした。
1940年、鉄鋼およびアルミニウム産業で蛍石の需要が高まっていた頃、政府はハノーバーの化学会社リーデル・デ・ハーン社に、ヴェルゼンドルフ周辺の鉱山の買収を委託しました。
これは、フッ化水素酸の生産に必要な蛍石の埋蔵量を確保するためでした。
同年、リッセンタン周辺の鉱山の大部分と、後にヘルミーネ鉱床となる地域を所有していたVereinigte Flußspatwerke GmbHを買収し、1942年には、ベルリンのVereinigte Aluminium-Werke AGから、Häusler & Co.鉱山と旧Graf鉱山を含むヘルミーネ鉱脈の南部で採掘されていた資産も買収しました。
後に近代化が行われたリッセンタンのGisela鉱山を除き、これらの鉱山はすべて放棄され、1943年までヘルミーネの坑道が掘られ、地表から60 m、90 m、120 mの深さにあるヘルミーネ鉱脈が開発されました。
操業は1945年5月まで続きましたが、連合軍の爆撃により地域の電力網が機能停止し、電気ポンプが停止して鉱山が浸水しました。
1946年に鉱山は排水され、1948年に生産が再開されました。1955年には、90メートルレベルの横断採掘によりグスタフ第1鉱脈と第2鉱脈が開かれ、1966年にはゲルトルート第1鉱脈と第2鉱脈の開発が開始されました。
深部では蛍石の品質が劣化したため、鉱石の販売量は継続的に減少し、1950~59年には年間平均15,000トンでしたが、1970~79年には年間平均10,000トンになりましたが、鉱山は依然として収益性の高い操業をしていました。
1981年以降、この鉱山はヴェルゼンドルフ地区で最後の生産鉱山となり、1986年にブルーダースドルフのヘレーネ鉱山が閉鎖されてからは、この地域で最後に稼働していた鉱山となりました。枯渇に近づいたため、1987年に閉鎖せざるを得ませんでした。この時点での深さは270メートルでした。
産地: Hermine Mine, Lissenthan, Nabburg, Schwandorf District, Upper Palatinate, Bavaria, Germany
サイズ:92×53×40 mm
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