ギリシャ、KM3鉱山のカブレラ石（含マグネシウム ニッケル鉱）②

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ギリシャ、KM3鉱山のカブレラ石（含マグネシウム ニッケル鉱）です。
キャビネットサイズ

茶色い母岩の窪みに線のような鮮やかなアップルグリーンの結晶が花開いた美しい標本です。
びっしりと結晶の集まった窪みはベルベットのような光沢があり、
キラキラしてとても綺麗です。

ギリシャはヨーロッパの東南に位置するバルカン半島の国で、
地中海に突き出した半島の対岸にはアフリカのリビアやエジプトがあり、
東側にはトルコやブルガリアと繋がっています。
アッティカ地方は、半島の東端にあり、
ギリシャの首都であり最大の都市であるアテネの大都市圏全体を含むギリシャの行政区域です。

KM鉱山はバルカン半島東南端にあるラブリオンの町の西、
ニッケル 鉱床を採掘する小さな古代鉱山です。
ラブリオンの町からアギオス コンスタンティノスの村 (旧カマレザ) までの道路上の「KM 3」という標識の近くに位置し、それぞれの村から約 2.5 km 離れています。

ラブリオン地区で最も有名な産地の 1 つで、1 cm に達する明るい緑色の結晶を持つ世界最高のアナバージャイト標本で知られています。
最もよく結晶化した標本は「カブレライト」（古い名前）と呼ばれるマグネシウムが豊富な品種で、明るいアップルグリーンの色を示します。
標本は今でも埋立地で見つかり、非常に労力をかけることで露頭から収集することができます。


産地: Km 3 open pit, Km 3 mines, Km 3, Lavrion Mining District, Lavreotiki, East Attica, Attica, Greece

サイズ:55×37×32 mm